« 夢の現象学(128):夢3題の巻/バイエルン歌劇団『魔笛』観劇の巻/電子ジャーナル(こころの科学とエピステモロジー)の創刊準備号が発行されたの巻 | トップページ | 夢の現象学(130):50年以上前の下宿屋の一室に現在時として戻ったの巻 »

2017年10月 7日 (土)

夢の現象学(129):駅での別れが永訣を予感させる夢の巻/近著『人文死生学』の表紙がデューラー「騎士と死と悪魔」に決まったの巻

■2017年10月7日。賑やかな夢を見たが、最後の場面しか思い出せない。駅での別れの場面だった。

 列車に乗っていたが、大きな高架の駅で小さな子どもたちが降りて行ったのだった。別れの言葉を口々に言いながら(誰に対して言ったのだろうか?)。中には長編叙事詩(小さい頃の姿)もいたような。

 「この後はもう、こちらの乗った列車の先頭のグリーンの機関車が(子ども達から)見えるだけだね」と、頭の中で考えたか同行の誰かに言ったかした。永訣の別れなのだった。醒め際に、永訣とは死を意味するので、この夢は死別の象徴ではないか、といったことを考えていたような。(朝6時半)。

 以上、メモしてまたベッドに潜り込んだが、十五分くらいして、最後の場面の前に印刷がどうのこうのといった騒動があったことが、辛うじて甦ってきたのだった。ちなみに永訣という語は、高校の頃に読んだ宮沢賢治「永訣の朝」で覚えた語だが、そこでは妹の死が詠われていたのだった。けれども永訣の本来の意は、親しい人を含めたこの世との別れの方なのではないか、と思った。そのような意味での永訣を、今まで余り考えたことはなかったのだが。

■(仮題)『人文死生学宣言』の表紙がデューラーの「騎士と死と悪魔」に決まるの巻

 死別の象徴にしても、印刷の騒動にしても、出版を進めている共著書『人文死生学宣言』(仮題)へとたやすく連想が飛ぶ。数日前、ダメもとで希望を出しておいたデューラーの銅版画「騎士と死と悪魔」を、表紙の装幀に使うのは可能だという連絡が担当編集者からあったと、秋田大学の新山さんから知らせてきたばかりだから。

 この銅版画をフッサールが書斎に飾って自らを励ましていたことは、有名な話だ。大学院生の頃、友人の下宿に行ってこの絵の写真が貼ってあるのを見て感銘を受けて以来、いつか自分の本の表紙に使いたいものだという思いが心の片隅にあった。それが、半世紀近くたって現実のものになるなんて。この絵が表紙になるだけでも、本の値打ちが3割がたアップするような気がする。

 「読書の秋」の出版つまり、遅くとも11月末までの刊行を目指しているので、もう少しはっきりした情報が入ったらこのブログでもお知らせしたい。

〇〇オープンアクセスジャーナル『こころの科学とエピステモロジー』の創刊準備号が発行されたので、宣伝リーフレット「Vol0Leaflet.pdf」をダウンロードできるようにしておきました。
〇〇
詳しくはこのサイトもご参照ください。
https://sites.google.com/site/epistemologymindscience/
〇〇〇〇

« 夢の現象学(128):夢3題の巻/バイエルン歌劇団『魔笛』観劇の巻/電子ジャーナル(こころの科学とエピステモロジー)の創刊準備号が発行されたの巻 | トップページ | 夢の現象学(130):50年以上前の下宿屋の一室に現在時として戻ったの巻 »

哲学」カテゴリの記事

心理学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501358/65886722

この記事へのトラックバック一覧です: 夢の現象学(129):駅での別れが永訣を予感させる夢の巻/近著『人文死生学』の表紙がデューラー「騎士と死と悪魔」に決まったの巻:

« 夢の現象学(128):夢3題の巻/バイエルン歌劇団『魔笛』観劇の巻/電子ジャーナル(こころの科学とエピステモロジー)の創刊準備号が発行されたの巻 | トップページ | 夢の現象学(130):50年以上前の下宿屋の一室に現在時として戻ったの巻 »

電子ジャーナル:こころの科学とエピステモロジー

ブログの主の最新刊

無料ブログはココログ
2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

人文死生学研究会