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2017年8月14日 (月)

夢の現象学(127):高知に大火が迫る緊迫した夢の巻/下手なSFのような夢の巻

■2017年8月7日(月)。世田谷にて。朝6時。高知にいた。色々あったようだが醒め際のほんの僅かの部分しか思い出せない(二時間後に駅前喫茶で思い起こそうとしたところ、よく夢に出てくる、現実よりもずっと大規模な高知駅が瞼の裏に彷彿とする)。今朝の夢かそれとも過去の夢の記憶かは判然としないが、とにかく迷路のような建物の中を上り下りしていたような。今朝の夢では大きな犬も一緒だったような。

 そのような、現実よりずっと大きな高知駅かーーと、夜寝る前にこれを書いていて京都駅の印象だと気がつくがーー高知港だか高知空港に、いたのだった。火災が起きていたので、逃れて、次の場面では高知市の中心街にいた。やはり大きな犬が一緒に居て、他に男が一人いた。
 そのうち、突然、犬がむくりと起き上がり、西の方を(港の方角を?)じっと見た。男が「どうした?」と言葉をかけた。見ると、西の方が何やら騒がしく、空が赤くなっている。そして熱い。火災が、市の中心街まで迫ってきたのだと分かった。
 逃げよう。
 犬は、風呂敷のようなものを首から胴体にかけて巻いていたが、そこには、市街の再建の鍵となる図面(?)が入っているのだった。だからこの犬を助けねばならない。私たち二人と一頭は、東の方へ走り出した。
 市街地を離れると、田園風景の中を何本か道が通っている。その中の、国道と隣り合わせの、より細いがどこまでも続いていそうな道を見て、「この道がいい」と私は言った。そのうち目が覚めた。
 大火が迫りくるという、緊迫感に満ちた夢だった。
■2017年8月13日(日)。朝7時ごろ。夢を見た。最初の方は憶えていない。なにやら大きな実験装置を前にしていたようだった。係員らしき男に、「これを作るにはどうしたらよいですか?」と聞いたところ、係員は、装置の外形をスケッチしてくれた。右側には装置が置かれている背後の風景(高台からの郊外の町の眺望のような)まで描かれている(図略)。
 有難い。これさえあれば、ここで私は定年退職してしまうが、新しい研究の場でもこの装置を自作できる、Kさんのような優秀な技術者もいるし、などと考えるか話すかした。事実、Kさんもその場にいたようだった。
 それから色々あって、別の係官が現れた。このスケッチのコピーをみせると、顔色を変え、「特許があるんですよ」などと難しいことを言い出した。そこで隙を見て、巨大なショベルカーのような装置を押しかぶせて、殺してしまう。
 ところが、簡単には死なない。ショベルカーの内部で動いている。人間ではなく、ロボットだったらしい。
 図のように(図略)、ショベルカーから脱出しようとしたとき、左側から迫りくる金属の壁(?)に対抗して、あたかも瞑想するように精神集中し、金属の壁を崩壊させた。恐ろしいロボットだ。
 そこに、さらに巨大な、スターウォーズに出てくる動物型歩行兵器のような車両が現れた。片っ端から、ロボットが潜む建物に、動物の口のような先端を突っ込み、粉々に破砕して食べてしまう。ガラガラと建物全体が崩壊する。はたしてあのロボットをも食べてしまえるだろうかと、心配するが、この車両兵器は、何でも食べて粉々にできるらしい。
 どうやらロボットも食べてくれたようだ。
 ここで目が覚めた。
 その前にも、二度ほど眼が覚めては、これは面白い夢だ、メモしなければ、と思ったのだが、眠さに負けてまた寝てしまっていた。そんな、睡眠の中断にもかかわらず、夢のストーリーは関係なしに進行していた、という記憶がある。
 眼が覚めてまた眠ると、夢の続きを見ることがある。今回は、夢の続きと言うよりは、睡眠の二度にわたる中断などまったくお構いなしに、自動的に夢が進行していった。珍しい例だった。
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コメント

下手なSFのような夢の巻・・・とても面白い内容でした。「あたかも瞑想をするように精神集中し、金属の壁を崩壊させるロボット」は恐ろしいですね。自分自身の夢をふり返っても、材料はおもに過去の記憶の中にあることが多いと思うのですが、組み合わせによっては、良きにつけ悪しきにつけ、シラフの自分では到底思いつかないような創造性に富んだ内容になることもあるようですね。

いつもコメントをありがとうございます。うっかり見落としていて返事が遅れてすみません。
 以前に比べると、憶えているのが最後の場面だけというのが多くなってしまっています。これは、二度も短時間ですが目が覚めても、おかまいなしにストーリーが進行した珍しいケースなので、長めに採取できたのだとおもいます。

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