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2017年4月 2日 (日)

夢の現象学(119)/フッサール心理学(44):夢の中で他者問題を考え、現実の研究会で処女論文『他人の存在をめぐる論争』を配布するの巻

■2017年3月14日。明け方。次のようなメモをスマホに打ち込んでまた眠った。

 年金派/他者理解における/この町の/爆弾騒ぎ/旅人が/郵便受け/低い堀低い門の上
 今は、夜の12時近いが、思い出してみよう。
 年金派というのは年金生活者のことらしい。つまり私自身が、他者理解の学説における年金派に属しているということらしい。辻褄が合わないが。
 この町というのは世田谷の町のことだ。そこにある家は低い塀に囲まれ低い門がある。その上に郵便受けがあった。そこに旅人が来る。爆弾騒ぎが起こっている。そんな中で、他者問題について考えていた。他者とは何かの問いにこそ、私の死の謎が隠されていると、考えていた。昼間考えたことと同じようなことを考えていた。
:
■日付のない多分3月末の早朝の夢
 新たなゴジラ映画に出演することになってた。
 共演者には、昨年秋のFM東京番組「ピートのふしぎな旅」で相手役だった、若い俳優もいたような。
 ロケ地は映画館で、(昨夏に見た)「シン・ゴジラ」をまだやっていたので、待たされた。
 待っている間に率先して会場準備をしてやった。天井近くの広い棚に、何やら大きな薄い板だか固い敷物だかを押し上げるのだ。そうやって準備をしておけば、仕事熱心だと認められるだろうという思惑があった。
 そのうち、シンゴジラが終ったらしく、スタッフが戻ってきた。中には、「ピートのふしぎな旅」のディレクターもいたような(現実にあるイメージではなく、概念的知識にとどまっていたような)。ところがそこで、せっかく押し上げたはずの敷物が元に戻っているので、もう一度押し上げようとした。
 しかし、天井と棚の位置関係が変わってしまっていた。そのうち目が醒めた。
 書いているうちに、一つ前の夢を思い出したが、省略する。
:
■人文死生学研究会で、50年前の処女論文「他人の存在をめぐる論争」(『理想』)を配布する。
 3月25日(土)は、人文死生学研究会が明治大学であった。
 私は世話人だが、自作自演的に自分で「人文死生学の原理と方法」の題で研究発表した。
 私の死の謎の核心は他者の謎であるということ、つまり私の出生前・睡眠中・死後に他者が存在するとして、どのような意味で存在するといえるのか、という問題であるということが、言いたいことだった。
 もちろん、この問いの前提として、同時的他者はどのような意味で存在しているといえるのかという、「他者問題」が控えている。
 発表準備の中で、50年前の大学2年生の時に、『理想』という雑誌の懸賞論文として掲載になった「他人の存在をめぐる論争」(渡辺恒人名義、『理想』、1967/11、No.414,48-67)を、50年ぶりで読み返してみた。そして、それ以来あまり進歩していないと思った。作家は処女作をついに超えることができないとはよく言われることだが、哲学論文もそうであるとは思いがけないことだった。
 当時やっていた同人誌で使っていた一字違いのペンネームを使ったこともあり、誰も知らないので、我ながらもったいなくって、研究会で参加者にコピーを配布しておいた。
 ここでもアップロードしておきたいが、容量超過でできないようだ。
researchmapの方にアプロードておいたので、関心のある方は、「研究者検索」⇒「渡辺恒夫 心理学」で検索して、論文リストの最後(最も古い方)を見ていただきたい。
 

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