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2016年8月 3日 (水)

夢の現象学(104):1週前と前日の記憶が混ざった夢を見たの巻

■2016年7月31日(日) 朝7時。夢を見た。デパートの上階にある放送局で、ラジオの生番組に出演していた。

 パーソナリティの女性が、最近は託児所を色んな所に作る動きがある、といったことを話していた。
 そのうちコマーシャルになった。ADみたいな女性が、今のうちにトイレに行って来ていいですという。それほど行きたくなかったが、行くことにした。男子トイレは、便器がなくて壁に向かってするだけの、簡単なものだった。
 戻ってみると、もうコマーシャルが終っていて、パーソナリティが私に質問していて、間が少し延びてしまっていた。私は慌ててマイクを受け取ると、「高校に託児所って、生徒の子どもを預かるんですか」とか、わざと頓珍漢なことを言ってやった。
 そのうち、目が醒めた。
■ラジオの生出演は、実際に8日前のFM横浜での生出演から来ている。
 実際にも放送局はランドマークタワーの上階にあった。
 ADの女性(バイトの大学三年生)に、トイレに行くよう勧められたのも、現実にあったことだ。ただし、トイレに便器がないのは、5年前に行ったオックスフォードのトイレから来ているようだ。
 また、マイクを受け取ったのは、前日(土)の明治でのアメリカ人現象学的心理学者二人を交えてのワークショップで、聞き役に徹する予定だったのに最後に司会者に話を振られてマイクを渡されたことから来ているようだ。
 つまり、約1週間前と前日の出来事が、ミックスされている。
 これは、ニールセンの、夢に出てくる記憶のピークは一週前と前日の二回ある、という研究結果を、まさしく裏書するものではないか。
 ニールセンの研究については、『人はなぜ夢を見るのか』(化学同人)の、第7章に書いておいた。引用すると、「ニールセンは、この現象を、記憶のタイムラグ効果と名づけ、記憶がまず海馬で処理されたあと、新皮質に送られ再処理を受けるという、記憶の二重処理過程に結びつけている。最初のピークは海馬での記憶の処理を、七日後のピークは新皮質での再処理を、それぞれ反映しているというわけである。」(p.148)
+++【お願いェブサイトにも著作権があります。引用の際はこのウェブの著者名:渡辺恒夫を明記の上、このURL名も必ず併記して下さい。+++

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