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2014年9月20日 (土)

夢の現象学(75):夢の中では別の夢を単なる過去の事として想起すると、夢の中で現象学的に考察していたの巻

■2014年9月20日(土)夢の中で夢について現象学的に考察したらしい。
 夢を見た。かなり長い一連の夢だったような気がする。最初の方の夢では、どこかの施設(?)に新顔として入所したのだった。精神病院だったかもしれない。メガネ無し、顔は長めで流線型、色は赤銅色に近いがあまり健康そうな色ではない、というあまり親しめない顔の男が、文句をしこたま垂れていた。それが「第一日」だったらしい。
 それからいくつかエピソードがあった気がするが思い出せない。あるいはエピソードとは、それぞれ別の夢だったかもしれない。ただし、途中で目が覚めた覚えはないのだが。
 ともあれ、最後の夢では、入所者仲間(患者?)の誰かが、マンガを描いては出版社に持ち込んで断られているのがいる、という話をしていた。それでもいくつかは商業誌に載せるのに成功しているそうだ。思わず耳をそばだてて、「それ、誰?」と聞いた。どうやら最初の日に(つまり最初の方の夢で)文句ばかり言っていた男らしいのだ。そんなマンガを描くような人間には見えなかったが…‥などと思い返していた
 ここで、最初の入所した日を思い出すのに、「その夢の中での過去の日」を想起したのでなく、「別の夢」を想起したのだと、考えていたらしい。そして、ご丁寧にも、「夢の中では、他の夢を、現実の過去として想起することがあるが、これもその一例らしい」などと思索していたような気がする。それとも、よくある半睡時の非合理的思考の中で、夢の中での最初の方のエピソードを想起したことを、別の夢をその夢にとっての現実の過去として想起した、として解釈してしまったのだろうか。今となっては、どちらかは判断しようがない。ちなみに、「夢の中では他の夢をその夢にとっての現実の過去として想起することがある」とは、以前、ブログに書いた説であった。
 夢が現実と対等の「世界」であるなら、現実の側から夢を考察するだけではなく、夢世界の側からも考察しなければフェアではないとは、これまた数年前にこのブログに書いたことだ。今朝がたの夢は、まさにこの実践であったが、「考察」の中身と来たら、非合理なものだったというわけである。

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