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2010年11月の記事

2010年11月14日 (日)

夢の現象学(34):夢の中で俳句を作るの巻

■平成22年11月10日。夢の中で俳句を作っていた。

 最初、

四畳半、がまん比べの寒さかな

 という句ができた。

 けれども、気に入らず、

四月(しわす)時、がまん比べの寒さかな

 と直した。四月を「しわす」と読ませるという無理には、目覚めて初めて気づいたのだが。

 最後に、

大広間、がまん比べの寒さかな

 となって、満足したところで、目が醒めた。

 四畳半では、なにががまん比べの寒さなのか良く分からない。その点、大広間なら、たいてい寒いものだし、大勢居るので、がまんくらべになる。具体的には、いつも華厳院でする法事が、2月の厳寒期の本堂がだだっ広くて暖房がいきわたらず、寒い、という印象から来ているのだろう。

 それにしても、昼間の世界では俳句を作るなどめったにないことなのに、どうして夢の中では熱心に作句していたのだろう。できあがった作品は、夢の中で思っていたのよりは平凡だが、それでも、2度の夢中推敲の甲斐のあったできばえにはなっている。

 夢の非合理性という定説が、なにやら揺らぐような夢を、最近は良く見るようになった。

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