« 夢の現象学(32):私を含めた飛翔人の出現で世界に壮大な何かが迫る予兆の巻 | トップページ | 夢の現象学(34):夢の中で俳句を作るの巻 »

2010年10月30日 (土)

夢の現象学(33):世の中、見知らぬ人ばかりになる予兆の夢の巻

■10月27日。不安な夢を見た。

 京大心理の同窓会らしき集まりに出ていた。柿崎(祐一)先生もいた。柿崎先生を囲む会のようだった(註:実際は15年以上前に物故している)。ところが、誰ひとりとして見知った顔がない。おまけに、なぜか私は、柿崎先生へ挨拶にも行かない(気後れでもしたのか?)

 誰とも言葉を交わさないまま、不本意な時が流れた。終り近く、ひとりの男が、「去年も会いましたね」と言って、近くの席に座った。座ったというより、身を投げ出したというのが適切な、動作の乱暴な、まだ若い男だ。大学院の後輩なのだろうが、誰だったか思い出そうとしたが、どうも思い出せない。ヨーガや某学会関係で会ったのかもしれないが(といっても、実在のではなく夢の中にだけ存在するヨーガや某学会関係の会合だが)、確実ではない。前の方のベンチに何人か群れているのも、この男の仲間らしい。

 ともあれ、私は、わかった振りをして彼に調子を合わせた。そのうち会合が終った。終ったところで、どうして柿崎先生に挨拶しそびれてしまったのかと、烈しく後悔した。みんな、京都経由で帰途に付くというので(北陸方面での集まりだったらしい)、京都行きの電車ともバスとも付かぬ乗物に乗った。この乗物は、カーヴするとき、カエルのように飛び跳ねるのだった。そのうち目が覚めた。

■世の中、見知らぬ人ばかりになる予兆の夢か?

 なんともいえない、後味の悪い、不安をそそる夢だった。直接には、前日、「心理測定」の授業のことで質問に来た女子学生が、誰だか分からず、後で写真を調べて名を確認したことが、きっかけかもしれない。新しい顔は覚えられず、古い顔は忘れてゆくばかい。そのうち、世の中、見知らぬ顔ばかりになるのではないか、という最近、心の隅をよぎる不安が、現実化したような夢だった。

:

+++++【お願い】ブログにも著作権があります。無断転載を禁じます。引用の場合は「プロフィール」欄を参照して著者名を明記の上、このURLを必ず併記して下さい。+++++

 

« 夢の現象学(32):私を含めた飛翔人の出現で世界に壮大な何かが迫る予兆の巻 | トップページ | 夢の現象学(34):夢の中で俳句を作るの巻 »

哲学」カテゴリの記事

心理学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501358/64489709

この記事へのトラックバック一覧です: 夢の現象学(33):世の中、見知らぬ人ばかりになる予兆の夢の巻:

« 夢の現象学(32):私を含めた飛翔人の出現で世界に壮大な何かが迫る予兆の巻 | トップページ | 夢の現象学(34):夢の中で俳句を作るの巻 »

電子ジャーナル:こころの科学とエピステモロジー

ブログの主の最新刊

最近の記事

無料ブログはココログ
2018年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

人文死生学研究会