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2010年8月の記事

2010年8月26日 (木)

夢の現象学(31):死ぬ体験のシミュレーション装置の夢

■8月16日夜明前3時40分。

『質的研究のための現象学入門』という本を読みながら寝入った。そして、この本の著者らしき人と、ジオルジ博士(Dr. Amedio Giorgi)と、三人で、死ぬ体験のシミュレーション装置の中にいる夢を見た。

 装置は大きな塔になっていて、内部は、湖面のように広い、鈍く光る床になっている。装置が駆動を始めた。鈍く光る「湖面」が、グアーという低い音を立てて動く。そのまま動く。何が起こるか、不安と期待の中で、なおも動き続ける。けれども、さしたる変化も起こらない。そのうち、明晰さの光が差し込んで、これは夢だ、と分かった。

 つまり、「これは夢だ」と気づくことが、死ぬ体験ということなのだろうか‥‥などと、考えたような気がするが、そのうち目が醒めてしまった。

+++++++++この項未完++++++++++

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2010年8月13日 (金)

夢の現象学(30):夢の中でも世界の二重化を生きたの巻

■8月5日(木)。Seattleにて。夢を見た。グイン・サーガの世界に入り込んでいた。

 最初の方は憶えていないが、やがて、「若手」ふたりが、ふざけて取っ組み合いを始める成り行きとなった。階段の途中なので、もつれ合ったまま、落ちそうになっている。私は、何やら、物語の中の「マスター」といった存在になっていたのだが、スローモーション動画を見るようにふたりの動きを観察して、一人しか助けられないのでどちらを助けるべきか、素早く判断し、一人の足首を掴んで助けた。「もう一人は、自力で何とかなるだろう、それも修行だ」という判断だった。

 夢はこの辺で終っている。若手の一人は、昨年、ノルウェイのIHSRで遇った早稲田の苫野さんのようでもあるし、前月の研究会で発表してもらった東海大の田中さんのようでもあった。二人とも頭をスキンヘッドにしているという共通項がある。

 こうして書いていると、グイン・サーガのつもりだったが、まるでドラゴンボールだ。スキンヘッドの若手とは、クリリンではないか。

 とにかく、夢の中ではグイン・サーガの世界を生きているつもりだったのに、なじみのキャラが一人も出てこない。にもかかららず、夢の中で「これはグイン・サーガの世界だ」と思っていたのなら、夢の中で「物語を生きている」という自覚があったことになる。これは例外的だ。『人はなぜ夢を見るのか』(化学同人)の中でも書いたことだが、夢の中では現実と物語の二重の世界を生きることはできない。ハリーポッターの本を読んでいるところから夢が始まっても、必ず、ハリーポッターの本の中に入り込み、ハリーポッターの物語を、唯一の「世界」として生きることになるのだ。

 ところがこの夢では、グイン・サーガの世界を生きながらも、「これはグイン・サーガの世界だ」という自覚があったらしい。それも、なじみのキャラが出てきたからそれに基づいて判断した、ということでもない。グイン・サーガとは異なるキャラが出て、おまけに異なるストーリーが展開していたのに、なぜか、グイン・サーガの世界だ、という自覚だけがあったような。

 世界の二重化を生きるという意味では、限りなく明晰夢に近い夢だった。時差ボケによる、昼寝ーーというより夕寝という、眠りの浅い状態だったこともあるかもしれない。

■空を飛ぶ夢というより空中を歩く夢の巻。

 とにかく、一度目を覚ましてまた眠って、別の短い夢を見た。

 前学部長のO先生と、話しながら歩いていた。どこかは分からないが、後で思い起こして、中・高で通った井の頭線駒場駅の付近を連想した。私は、大学に社会人をもっと入学させるべきだ、と力説していた。モチヴェーションも高いし。(このあたり、先月出会ったAさんが、女子大を出たばかりなのに看護学校入学をめざしていて、社会人入学の話も出たことが、影響していると、後で分かった)。話しているうちに、うっかり駅を飛び越してしまっていた。文字通り、飛び越したのだ。私たちは、いつのまにか、空中を歩いていたのだから。「M先生が見えたところで気づけばよかったのに」と、ふたりのうちのどちらかが言った。そのM先生の姿が、下のホームに見えた。

 一口に空を飛ぶ夢、といっても、私の夢では、飛ぶというより空中を歩くことが多い。よくあるのが、地上より1、2メートル浮かんで歩く夢だが、今回の夢では、屋根よりやや高いところを歩いていた。

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