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2008年11月 9日 (日)

夢の中での学会に黒田正典先生が……

2008年11月8日(土)。朝。夢を見た。黒田正典先生が学会か研究会で高知に来ていた。私はまだ高知に居ることになっていたようだった。数人しか来ない寂しい会で、旅館のような場所だった。他に、東邦の情報科学科のK教授も居た(デタラメな人物配置だ)。

 話題は、来年にAPAが佐倉で開催されることになったことで、それなら日帰りで家から通える、などと考えた(か、口に出していったかははっきりしない)。学会が終って雑談といった雰囲気で、旅館の畳敷広間で食事をしているのだった。それも終りが近づいた。黒田先生はその旅館に泊まっているらしかった。「明日は何時ごろお帰りですか」と尋ねた。十時ごろ、という答だった。私は見送っていきたかったのだが、遠慮して「明日はちょっと用事があるので」と言ってしまった。

 席をはずし、念のため手帳を繰って見た。去年の手帳なので、曜日間違いを起こす恐れがあったが、それでも、明日土曜には予定は載っていなかった。「{かつては鉄道だったが}今は飛行機だからなあ、と、そばにいる誰かに、言い訳がましく言った。「ああ、高知の空港は行ったらなかなか戻ってこれないからな」と、その誰かが答えた。

 広間に戻ると、もう誰も居なかった。旅館の女の人に「あのお年寄は」と尋ねると、あそこに居ると答えた。なるほど、広間の向う側の外が崖になっていて、そこに居た。戻ってきたので、別れの挨拶をした。そこで目が覚めた。

 目覚めのあとの気分は、懐かしさと寂しさの入り混じったものだった。こんなに迫真的に夢にみるなんて、まさか、今年92歳の先生に何かあったのジャアないだろうな……

 もう一つ、この夢の前の夢が思い出された。別の学会に出ていて、フランス語で原稿を準備してきたのに、公用語が英語だけと分かって、急遽、英語でアドリブ翻訳して口頭発表していた。

 この夢の特徴は、ホブソンがいっていた、見当識の喪失だ。20年前に去ったのにまだ高知に居ることになっていたり、それでいて佐倉で学会があるから日帰りできると思ったり。

 この夢にもフロイの言う「昼間の残りもの」がある。APA(American Psychological Association)が佐倉で来年ある、というのは、前日、来年トロントで開催のAPAシンポジウムへの返事を、友人にメールしたからだ。トロントが佐倉になったのは、心理的な近さで共通点があるからだろう。とにかく、見当識の滅茶苦茶な、いかにも夢らしい夢だった。

 それにしても、日本の心理学界からはさっぱりお呼びがかからないのに、外国の学会からお呼びがかかるとは、おかしなものだ。一面、よくある話でもある、などと考えてしまった。

 なお、7/27付記事「多元主義のメタ心理学的基礎」でリンクを張っておいた英文論文をAPAで使うことになりそうなので、念のため削除しておく。その代わりといっては何だが、一昨日に公式サイトにアップローしておいた「環境科学とはどのような科学か」という論文へのリンクを張っておきたい。ちなみに、こちらの論文は、昨日(11/8)の「心の科学の基礎論研究会」で発表したものだ。

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